FXのアノマリーを曜日×時間帯で記録して検証する方法|アノマリーカレンダーの使い方

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FXのアノマリーは、人から聞いた話をそのまま使うより、自分で「いつ・どの通貨ペアで・どちら向きか」を書き出して、実際の値動きや自分のトレード結果と照らし合わせるほうが役に立ちます。FXアノマリーカレンダー は、曜日×30分の表に通貨ペアごとのBUY・SELLを塗っていくだけの記録ツールです。この記事では、記録のしかたと、記録した仮説を検証するまでの流れを説明します。

アノマリーカレンダーでできること

カレンダーは、縦に時間(00:00〜23:30を30分刻み)、横に曜日(月〜日)を並べた表です。各曜日の下に、選んだ通貨ペアの列が並びます。

機能内容
記録の単位通貨ペア × 曜日 × 30分
記録できる値BUY(緑のB)/SELL(赤のS)/空白
通貨ペアメジャー・クロス円・各クロスと XAUUSD の計29銘柄から選択
保存先ブラウザの localStorage(自動保存)
書き出し・読み込みJSONファイルで Export / Import

記録できるのは「曜日と時間帯」で表せる傾向です。5日・10日のような日付単位の欄はないので、日付で決まるアノマリーは別にメモしておき、このカレンダーには曜日×時間で表せる仮説を書く、と分けて使うのが向いています。

基本の使い方

1. 通貨ペアを選ぶ

最初は EURUSD と USDJPY が表示されています。上部の「通貨ペア:追加...」のプルダウンから銘柄を選ぶと列が増え、銘柄名の横の × で外せます。列が多すぎると表が横に長くなるので、検証中の銘柄だけに絞るのがおすすめです。

2. セルをクリックして塗る

セルをクリックするたびに、BUY(B)→ SELL(S)→ 空白 の順に切り替わります。連続した時間帯は1マスずつクリックして塗ります。パソコンでは、塗ったセルにマウスを乗せると画面右下に「銘柄・曜日・時刻・BUY/SELL」が表示されます。

3. 自動で保存される

塗った内容と選んだ通貨ペアは、ブラウザの localStorage に自動で保存されます。保存ボタンはありません。次に同じブラウザで開けば、そのまま続きから使えます。

時刻の基準を最初に決める

カレンダーの時刻には、どのタイムゾーンかの決まりがありません。日本時間で書くのか、使っている業者のサーバー時間で書くのかを最初に決めて、ずっと同じ基準で記録してください。

あとで取引履歴と突き合わせるとき、MT4・MT5のレポートに出る時刻は業者のサーバー時間です。サーバー時間で記録しておくと照合が楽ですが、日本時間で考えたほうが感覚に合うならそれでもかまいません。大事なのは混ぜないことです。

仮説を記録して検証する流れ

カレンダーは記録用で、値動きを自動で集計する機能はありません。検証は、記録した時間帯と自分のトレード結果や値動きを照らし合わせて行います。おすすめの流れは次のとおりです。

1. 仮説を1つずつ書く

例えば「USDJPYは火曜の10:00〜11:00に上がりやすい気がする」という仮説なら、USDJPYの火曜の列の10:00と10:30を BUY で塗ります。気づいたことを一度に何十マスも塗るより、検証する仮説ごとに少しずつ足すほうが、あとで結果を判断しやすくなります。

2. その時間帯の結果を集める

仮説どおりに実際に売買したなら、その結果は取引履歴に残ります。MT4・MT5の取引履歴を XM・MT4・MT5 損益分析ツール に読み込むと、取引一覧で決済日時と損益を確認できるので、記録した曜日・時間帯の取引を拾って合計します。取引履歴の保存方法は MT4・MT5の取引履歴を全期間で保存する方法 を参照してください。

売買していない場合は、チャートでその時間帯の始値と終値を何週分か書き出して、上がった回数と下がった回数を数えるだけでも判断材料になります。

3. 残すか消すかを決める

結果が仮説どおりでなければ、セルをクリックして空白に戻します。残すセルだけが「いま使っている仮説」になるようにしておくと、カレンダーを見ればその日の予定がすぐ分かります。

勝率やプロフィットファクターなど、結果の良し悪しをどう判断するかは トレード成績の指標の見方 で解説しています。

Export・Importでバックアップする

localStorage はブラウザごとの保存なので、別のパソコンやブラウザでは見えません。ブラウザのデータを消すと記録も消えます。定期的に「Export」でJSONファイルに書き出しておきましょう。ファイル名は fx-anomaly-日付.json になります。

書き出したJSONは、銘柄ごと・曜日ごと・BUY/SELLごとに、連続した30分のマスを「開始時刻〜終了時刻」の範囲にまとめた形式です。中身を見れば、どの銘柄に何本の仮説を置いているかが一覧できます。

別の環境で使うときは「Import」でこのファイルを選べば、記録と通貨ペアの選択が復元されます。

読み込み時の注意

  • Import すると、いまの記録はファイルの内容に置き換わります。いまの記録を残したいなら、先に Export しておいてください
  • 書き出したファイルを読み込むとき、土曜6時以降と日曜のマスは月曜に振り替えられ、月曜7時より前にあたるマスは読み込まれません。週末のマスを使っている場合は、読み込み後に確認してください
  • 「Clear」を押すと、記録はすべて消え、通貨ペアも EURUSD と USDJPY の初期状態に戻ります

長く続けるためのコツ

  • 塗るのは「理由を一言で説明できる時間帯」だけにする
  • 月に一度、Export してから見直し、結果が出ていない仮説は消す
  • 曜日や時間帯で結果が変わるかを確かめるには、ある程度の週数が必要です。数週の結果だけで決めつけない

時間帯によってはスプレッドが広がり、同じ値動きでも損益が変わります。スプレッドの比べ方は スプレッド比較の方法 にまとめています。

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記録はブラウザの中(localStorage)に保存され、サーバーには送られません

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