FXスプレッド比較の見方|平均・最大・時間帯で業者を選ぶコツ
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スプレッドを比べるときは、公式サイトに載っている「原則固定」や「最小」の数字ではなく、実際に配信されている値を見るのが確実です。Easy Analyze のスプレッド比較ページは、利用者の MT4/MT5 で動いているアップロード用 EA が1分ごとに測ったスプレッドを集計したものです。見るべきは平均だけでなく、最大値と拡大率、そして最大がいつ出たかです。
データの取り方
まず、ページの数字がどうやって作られているかを押さえておきます。
- EA が1分ごとに、各銘柄の Ask と Bid の差を測る
- 単位は pt(ポイント)。Ask − Bid を、その銘柄の最小価格単位(MT4/MT5 の Point)で割った値
- 1日分の平均・最大・最小と、最大が出た時刻(サーバー時間)を、毎日サーバー時間の23時台に送る
- ブローカーは MT4/MT5 のサーバー名(例:○○-Real、○○-Demo)で区別される
- 口座番号や個人の情報、取引履歴はこのページには含まれない
つまり、表に出るのは「その業者のサーバーに EA をつないでいる誰かの端末が、実際に受け取った値」です。広告の数字ではなく実測という点が強みで、裏返すと、端末が止まっていた時間帯は測られていないこと、利用者の少ないサーバーはデータが薄いことも頭に入れておいてください。
pt の読み方に注意する
pt は銘柄ごと、業者ごとの最小価格単位で割った値です。一般的な5桁表示(ドル円なら小数点以下3桁)の業者では、FX の主要通貨ペアで 10pt = 1pips になります。
ただし、同じ銘柄でも業者によって表示桁数が違うことがあります。とくにゴールドや株価指数、仮想通貨は業者ごとの差が出やすく、同じ価格差でも桁数が1つ違えば pt は10倍違います。業者をまたいで比べるときは、その業者の MT4/MT5 で表示桁数を確かめてから数字を読んでください。同じ桁数どうしなら、pt の比較はそのまま価格差の比較になります。
ページの使い方
絞り込み
ページ上部で、次の条件を絞り込めます。
- 期間:1日 / 7日 / 30日 / 60日 / 全期間(読み込むのは直近約90日分)
- 銘柄:検索して1つに絞れる
- 種別:国内 / 海外 / プロップファーム
- Trial除外:サーバー名に「trial」を含むものを外す(初期状態でオン)
- ブローカー:個別に選択・検索
まずは自分が使っている銘柄に絞り、期間を30日程度にして見るのがおすすめです。1日だけだと、その日の指標発表や祝日の影響を強く受けます。
サマリーカード
選んだ条件全体の、ブローカー数・通貨ペア数・平均スプレッド・最小スプレッド・平均拡大率・データ日数が出ます。データ日数が少ない場合は、平均の信頼度も低いと考えてください。
ランキング(表)
縦にブローカー、横に銘柄が並び、各セルに「平均(最大)」が表示されます。銘柄ごとに、平均が狭いほど緑、広いほど赤で色分けされます。セルにカーソルを合わせると、最大スプレッドが出た時刻が見られます。列の見出しで並べ替えもできます。
チャート
選んだブローカーのスプレッドを日ごとの推移で表示します。平均・最大・範囲を切り替えられ、目安として注意(18pt)と危険(25pt)のラインが引かれています。日によって極端に跳ねる業者は、平均が狭くても安心できません。
カレンダー
日別のスプレッドを色の濃さで表示します。平均と最大を切り替えられるので、特定の曜日や月末・月初、指標の多い日に広がる傾向がないかを見るのに向いています。
平均・最大・拡大率をどう組み合わせるか
ページ内の説明でも挙げている指標を、使い方と合わせて整理します。
| 指標 | 計算 | 何が分かるか |
|---|---|---|
| 平均 | 1分ごとの測定値の平均(期間なら日ごとの平均の平均) | ふだんのコスト |
| 最大 | 期間中の最大値 | 最悪のときにどこまで広がるか |
| 拡大率 | 最大 ÷ 平均 | 広がりやすさ。ページでは1.5倍以上を要注意としている |
| 変動幅 | 最大 − 最小 | 安定しているか |
| 最大発生時刻 | 最大が出た時刻 | 広がりやすい時間帯 |
平均が狭い業者が、最大も小さいとは限りません。平均は狭いが早朝に大きく広がる業者と、平均はやや広いが一日中安定している業者では、向いている手法が違います。
- 短期売買で回数が多い:平均の差がそのまま成績に効く。平均を重視
- 損切りが近い、指値・逆指値を使う:拡大時に想定外の価格で約定・決済されやすい。最大と拡大率を重視
- 特定の時間帯だけ取引する EA:その時間帯に最大が集中していないかを、最大発生時刻とカレンダーで確認
時間帯の違いに注意する
スプレッドは一日の中で一定ではありません。一般的に、市場参加者が減る時間帯(ニューヨーク市場の引け前後から東京市場が始まる前あたり)や、重要指標の発表直後は広がりやすいとされています。
このページの最大発生時刻は各業者の MT4/MT5 のサーバー時間で記録されています。業者によってサーバー時間の設定(日本時間との時差)が違うため、同じ時刻表示でも日本時間では別の時刻を指していることがあります。複数の業者の時刻を見比べるときは、それぞれの時差を確認してから読んでください。
銘柄ごとに業者の順位は変わる
ある業者がドル円で最も狭くても、ゴールドやクロス円でも狭いとは限りません。ランキング表を銘柄ごとに見ると、得意な銘柄が業者ごとに違うことがよく分かります。複数の銘柄を取引するなら、自分が実際に取引する銘柄の列だけで比べるのが正確です。
また、スプレッドは取引コストの一部にすぎません。口座タイプによっては別途手数料がかかり、保有を持ち越すならスワップも効きます。スプレッドが狭い口座が手数料込みでは高くつくこともあるので、実際の成績で確かめるには、マイページで「損益+スワップ+手数料」の成績を見るのが確実です。指標の見方はトレード成績の見方で解説しています。
データを増やすには
このページのデータは、アップロード用 EA を使っている利用者の端末から集まっています。自分の使っている業者のデータが少ない場合は、EA を入れることで測定に加われます。EA の設定方法はEAのフォワード成績を自動で記録する方法にまとめています。表示される数字は過去の実測値で、今後のスプレッドを保証するものではない点もあわせてご了承ください。